「2:6:2の法則」ってご存知でしょうか?
↓のツイートを見ればなんとなく理解できるかもですが、知っておいた方がいい統計学の法則なので詳しく解説していきます。
2:6:2の法則(パレートの法則)
細かな比率はずれるけど
結構当てはまりますよね。自分のブログを分析してても
やはり上位2割の記事から
アクセスと収益が発生。全てを「2」にしたくなりますが
それは不可能なので
やはりある程度の記事量産は必要ですね(※8の最低ライン引き上げは必須)
— ハチ@心理学中毒者のブログ戦略 (@8NO1TV1) September 17, 2019
ちなみに、この記事を特に読んでほしい人がこちら↓
- 完璧主義の人
- SNSに疲れている人
- 組織のマネジメントに興味がある人
- 他人に嫌われているか気になる人
完璧に当てはまる法則ではないですが、一つの指標として参考にして下さい!
また、参考論文【PDF】も載せておきます。
興味があれば読んでみてください
タップできる【目次】
2:6:2の法則とは?
2:6:2の法則は、「経営の神様」松下幸之助氏が提唱する法則です。
簡単に解説すると、人間が集団を形成した場合
- 2割→優秀
- 6割→普通
- 2割→優秀ではない
の比率になるって法則です。
パレートの法則
ちなみに、似た法則として「パレートの法則」が引き合いに出されます。
これは、2割の商品(人)が全体の80%の売上(利益)を産むって考え方です。
- 「2:6:2の法則」→組織マネジメント、人間関係
- 「パレートの法則」→経済、ビジネス
で使われがちです。
大事なのは「一部が大部分を生み出す」って考え方だね。
ちなみに、『人生を変える80対20の法則』を読むと、パレートの法則がかなり詳しく分かります。
優秀な「2」だけで組織を作ると・・
では、ここで疑問になってくるのが
- 優秀な人間はずっと優秀なのか?
- 優秀でない人間はずっとそのままなのか?
この2点です。
仮に「優秀な2割」だけで組織を作ったらどうなると思う?
正解は、「その中で2:6:2が形成される」だよ!
てことは、優秀な人が『優秀じゃなくなる』ってこと!?
優秀な人材だけを集めても、その内の8割は「普通or優秀じゃない」になります。
逆を言えば、優秀じゃない人材だけを集めてみると、その中の2割がリーダーシップを発揮し始めたりします。
人間は、人類全体という広い範囲ではなく、自分の属するコミュニティーという狭い範囲で立ち位置を変えているんです。
『ジャイアンツ』が勝てない理由
あなたは野球が好きですか?
僕は特別に好きな球団があるわけでもないし、野球経験者でもないんですが、昔から一つ疑問がありました。
ずっと不思議に思ってたんですよね。
でも、スター選手を集めてもそこまで奮わず。。
実はこれも「2:6:2」の法則が働いています。
「A」という球団ではスター選手でも、「ジャイアンツ」という集団の中でもその立ち位置になれるかは全くの別物です。
逆を言えば、ジャイアンツから他の球団へ移籍したら大活躍した、ってのもよく聞く話です。
なので、「2:6:2の法則」を知ったときは、妙に納得してしまいました(笑)
※ジャイアンツをバカにしているわけではありません。むしろ好きな球団です
それにしても、最近は地上波では野球が中々放送されませんね。
ここ10年くらいで大分減ったよ。。
そこで、参考情報です。
「日本のプロ野球」「メジャーリーグ」を年間1,500試合くらい配信してる動画サービスがあるので、よかったら覗いてみて下さい。
プロ野球好きはチェックしてみて下さい!
\無料お試しを申し込む/
優秀でない「2」をどうする?
さて、話を戻します。
ここまでで優秀でない「2」を切り捨てても意味がないことをご紹介しました。
では、どのような対策を講じればいいでしょうか?
結論から言うと、全員を優秀にするのは無理です。
なので、優秀でない割合をどれだけ減らせるか?が大事になってきます。
そこで今回は、そのための対策を2つご紹介します。
対策1:小グループ
人間の管理能力って限界があって、一人で50人も100人もマネジメントするのはかなり難しいです。
個人的には、良質なマネジメントは10~20人くらいが限界かなと思ってます。(経験談)
これを超えると、リーダーとコミュニケーションが取れない個人が増えちゃうんですよね。
つまり、『埋もれていく人が増加→組織にとって優秀でない「2」の割合が増加』です。
対策2:グループを変える
そして先ほどのジャイアンツの話で触れましたが
- ジャイアンツでは優秀でない
- だけど、Bという球団では優秀
ということが起こります。
なので、「優秀になれる場所」を用意することが大事です。
ちなみにこれは、メモの魔力で有名な前田裕二さんも先日テレビで仰ってました。
前田社長の考え方すごい pic.twitter.com/3uTNaLqo0c
— あめ🎡 (@starlet_3_3) September 14, 2019
前田社長の
「部下に実力が無いんじゃなくて、こっちが部下が輝けるステージを用意出来ていない」
「部下が最大限に実力を発揮出来る方法を一緒に考えてあげる」
って最高の社長さんやなって思った
— 堀江京介@就活✖️採用 (@kyosuke_horie) September 14, 2019
そこで、組織内でのグループの多様化は結構大事になってきます。
僕自身、居酒屋の店長をしていた時に
- A店では埋もれる
- B店で開花。全店NO1スタッフ(800人中)
を経験しました。(詳しくはプロフィール)
辛い状況だったら、環境を変えてみるのもおすすめ。
「逃げ」と言われるかもですが、幸せになれるなら行動すべきだと思います
転職に関する記事もあるので、そちらも併せて参考にしてください。
【関連記事】【経験談】「退職します」って上司に言いづらい【対策を紹介します】
【関連記事】【体験談】会社を辞めたい20代が異業種へ転職して年収を上げる方法
人間関係も「2:6:2」
で、この「2:6:2の法則」は人間関係にも当てはまるので、
- 2割→好き
- 6割→普通
- 2割→嫌い
という比率で人間関係ができてます。(もちろん比率の上下はあります)
殆どの人は、あなたを嫌いな2割の人を意識しすぎている。
それによって、自分らしさが出せていない人が、あまりにも多すぎる
これは松下幸之助氏の言葉ですが、まさにその通りですよね。
SNSで情報発信をしていると、無遠慮なリプライやDMが来ますが、そのひとたちは「意見が合わない」だけです。
ーー無視してOK--
同数の「意見が合う」人もいるので、こんなのは無視してOKです。
しょいこみすぎると病みます。
ちなみに昔、僕がFacebookで炎上してyahooニュースに載ったときは、割り切れませんでした・・・(笑)
【まとめ】「経営の神様」が語る2:6:2
「2:6:2の法則」を最後にまとめます。
組織や人間関係は
- 2→優秀(好き)
- 6→普通
- 2→優秀でない(嫌い)
の比率で形成されます。
そして、全てを「優秀(好き)の2」にするのは無理なわけです。
なので、大事なのは「優秀でない(嫌い)の2」にどう向き合うか?で
- 組織運営→活躍できる場所を探す
- 人間関係→割り切る、気にしない
- 比率を下げる
です。
生きていくうえで大事な考え方だと思うので、是非参考にしてください!
また、最後に「経営の神様」松下幸之助氏の本を載せておきます。
「わが人生の聖書」というレビューがあるくらいの良書です。
50年ほど前の本で、内容は「生き方」について書いてあります。
ぜひ経営の神様の思想に触れてみて下さい
以上、「経営の神様提唱の「2:6:2の法則」を解説【完璧など存在しない】」でした!
人気記事ウィンザー効果で他人の心を操れ!恋愛やビジネスに使える人心掌握術