どうも、ハチです。
先日こんなツイートをしました。
希少性の演出ってめっちゃ大事
たとえば、企画をする時に
限定3人で募集したとします。しかし、「限定」をつけるだけでは
企画価値は上がりません。
多くの人には伝わりません。なので
『なぜ3人なのか?』
を説明することで希少性を増して
価値をあげましょう☀️見せ方って大事😋#ブログ
— ハチ@心理学中毒者のブログ戦略 (@8NO1TV1) September 21, 2019
希少性の演出ってめっちゃ大事
たとえば、企画をする時に限定3人で募集したとします。
しかし、「限定」をつけるだけでは企画価値は上がりません。
多くの人には伝わりません。
なので『なぜ3人なのか?』を説明することで
希少性を増して価値をあげましょう☀️
見せ方って大事😋
希少性は、セールスする上でマジで大切です。
重課金ユーザーがめっちゃいます
希少なものに惹きつけられるってのはみんな知ってます。
でも、それをビジネスに応用できる人は多くないです。
そこで今回は、人間が希少性を感じる4つのポイントをご紹介します。
ビジネスでも恋愛でもなんでもOK!
それでは解説していきます。
希少性の原理とは?
希少性の原理を簡単に説明すると、希少なものを価値が高いと思う人間本能のことです。
ここでは、以下3つの人間本能を知っておきましょう。
- 希少=価値が高い
- 人間は得よりも損を嫌う
- 人間はリスクをとってでも損を回避したがる
たとえば、オリンピックの特等席が格安で販売されているとします。
もし、これが手に入るチャンスが目の前にあったら、多くの人はどうすると思いますか?
【答え】多くの人が購入を申し込むです。
希少だから価値が高く見える。
そして、価値が高いものを逃すのは損ですよね。
なので、お金を払うというリスクをとってでも、目の前の希少なチケットを逃す損を回避したがります。
って脳が信号を送りまくるんですね。
希少性の原理は、逃れられない人間の本能です。
ちなみに、禁止されたり隠されたりすると余計気になってしまう「カリギュラ効果」というのもあります。
隠されるというのは、見れる機会が減るってこと。つまり、希少なわけです。
別記事にて解説してますので、気になれば読んでみてください
→カリギュラ効果ってなに?隠されると見たくなってしまう人間心理
希少性の原理について実験
ではここからは、
「希少性の原理」を証明する実験を2つ見つけたので、ご紹介します。
クッキーの味が変化
一つ目の実験は、クッキーの味に関する実験です。
〈実験手順〉
グループを以下2つに分けます。
- グループA→十分な量のクッキー(大きな瓶詰め)
- グループB→少量のクッキー(小さな瓶詰め)
※クッキーは同じ
それぞれにクッキーを食べてもらい、味の評価を調べました。
この時、同じクッキーにも関わらず、グループBの方が味の評価が高かったんです。
つまり、数が少ないから希少に見え、それが味覚にまで影響したんです。
この実験から分かるように、希少性の原理は人間の五感すらコントロールします。
節電率が向上
続いてはカリフォルニア大学の実験です。
〈実験手順〉
研究員が地元の電力会社を名乗り、住宅所有者にエネルギーの効率改善を求める。
- 毎日50セント節約できる
- 毎日50セント損し続けている
どちらの提案の方が実行率が高いか?を調査。
この結果、2の『損を強調した提案』の方が実行率が高かったです。
ちなみに、実行率の差は3倍です。
つまり、なにか行動をさせたい時は、損を強調した方がいいわけだ!
希少性を高める4つのポイント
続いては、希少性が高まる4つの要素をご紹介します。
- 数量
- 時間
- 場所
- ストーリー
数量、時間、場所はイメージがつきやすいと思います。
- 限定100個
- 先着◯名様
- 月末までに申し込めば無料
- タイムセール
- 地域限定
などなど。
これらを付けるだけで、希少性が高まり購入意欲を刺激させることが出来るので使ってみてください。
ストーリー
そしてそんな4つの要素の中でも、希少性を抜群にあげるのは「ストーリー」です。
たとえばこの梅干し、いくらだと思いますか?
正解は、1.8kgで108,000円です。
ちょっと僕には考えられない価値なんですが、『「みなべ町」東農園 丙申年の梅 五福 金箔入り』のページに飛ぶと簡潔にですが、「五福」という縁起の話が書かれています。
専用の販売サイトにいけば、もっと詳しく情報が書かれています。
- 縁起があるから?
- 金箔がついているから?
- 生産量が少ないから?
- 手間が凄くかかるから?
- もしかして皇室とかの御用達?
などなど。
(※適当なので、詳しく知りたければ公式サイトを見てみてください。)
希少性を高めるストーリーはいくらでもあります。
ストーリーをつけることで、希少性を増しましょう!
希少性を利用する際の注意点
さて、ここで注意点です。
希少性の原理を知ると「嘘をつく」人が必ずでてきます。
ex)
・先着100名→実は無制限
・地域限定→実はネット販売もしてる
・今日まで割引→実はいつも割引
・製造に1か月かかるので希少→実は3日で出来る
結構あります。ほんとによく見ます。
でも嘘はやめましょう。
これは罰が当たるみたいな話ではなく、単純にビジネス面で見て損失が大きすぎます。
嘘の情報で購入した人は、2度と顧客にならない可能性大。
短期的ではなく長期的視点で見ましょう!
とはいえ、人間は近い未来のことしか考えれない性質を持っています。
これも抗えない人間の本能なんですよね。。
→双曲割引で「ネットサーフィン防止」や「合コンで将来性ある男をゲット」
希少性の原理を深く知りたいなら…
最後におすすめの本を紹介させていただきます。
セールスを磨きたいなら是非買っておいた方がいい良書です。
(※希少性の原理についても触れられてます)
あのメンタリストDaiGoも
「0があと2つあっても買った方がいい」
と言うほどです。
もっと詳しく学びたければ、是非手に取ってください!
以上、『希少性の原理を構成する4つのポイント【人間は損を嫌います】』でした!
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