吐き気、腹痛、冷や汗も止まらなくなる…
どうも、ハチです。
大学生、社会人の多くの人が経験して躓く「プレゼン」。
アメリカと違い、日本の教育だと中々プレゼン力は育ちにくい環境ですよね。
そこで今回は、プレゼントの成功のポイントをご紹介します!
ハーバード大学の研究による科学的根拠と、累計”1500万部”以上売り上げたD・カーネギー氏の経験論を組み合わせたものなので信憑性はかなり高いです。
その中から実用性が高いものをいくつかピックアップしますので、是非ご活用ください。
(目安読了時間:4~5分)
タップできる【目次】
プレゼンは準備力がポイント。これが80%。
何冊かプレゼンに関する本を読んだことがあるならご存知だと思いますが、プレゼンで重要なポイントは、当日のパフォーマンスよりも前日までの準備です。
準備で80%決まるといっても過言ではないです。
これは僕の過去の体感上でもほぼ間違いないと思います。
以前、僕は居酒屋の店長をしていました。(プロフィール)
毎月会議の参加義務があり、専務やマネージャーの前でプレゼンをする必要があったんですね。
3年半プレゼンを経験しましたが、最初の1年は頭が真っ白になり、自分で自分の脳や口をコントロールすることができず、傍から見ても酷いプレゼンだったと思います。
そんな僕のプレゼンを、最終的には専務やマネージャーから褒められるレベルにしたのが圧倒的な準備です。
僕がやっているテクニックの中で、再現性が高いものを4つご紹介します。ぜひ役立ててください。
プレゼンのポイント①身勝手なパワポ
「アップル創設者のスティーブ・ジョブズはパワポを使ったプレゼンを嫌った」
という話もありますが、パワポがプレゼンにおける主流なのは間違いないと思います。
他のサイトを見ればわかると思いますが、パワポのポイントは山ほどあります。
ですが、それら全てを意識すると中々作業が進まないので、とりあえず初心者はここだけ押さえておきましょう。
パワポのポイント①パワポは所詮脇役
プレゼンの主役は発表者でパワポはあくまで脇役、という意識を持ちましょう!
発表者のあなたが極度な緊張をしてしまったり、プレゼン内容を正確に理解してなかったりすると、パワポの出来栄えに関わらずプレゼンは失敗に終わります。
なので「パワポの出来映え=プレゼンの成功」という認識は捨てましょう。
初心者にありがちな勘違いです。
パワポのポイント②スライド
初心者にありがちなのが、「伝えたいことを全て文字にする」です。
プレゼンされる側の立場にたった時分かりますが、非常に分かりにくいです。
文字は極力少なめに、数字・画像・グラフなどを多用しましょう。
また、1枚のスライドで複数の内容を入れたほうが効率的ですが、1スライドで主張するのは1キーワードのみ。
そちらの方がインパクトがあり伝わりやすいです。
あとは、数字を用いたキャッチコピーにすると尚良いです。
ex)
×売上が上がる方法
〇売上が50%上がる方法
パワポのポイント③美しさ
パワポに過度な装飾やデザインは必要ないです。
パワポだけで物語のように内容を伝えるなら別ですが、前述の通りパワポはあくまで脇役。
シンプルすぎるのも手抜きに思われますが、細部までこだわるなら内容のブラッシュアップに時間をかけましょう!
また、スライドを色豊かにしようと、何色も文字色を変える人がいますが、多くても3色までに留めましょう。
ex)
普通の文字→黒
メッセージ→赤
メッセージの補足→青
パワポのポイント④Zの法則
文字や図表を複数配置する際は、Zの法則を意識してみましょう!
人の目は対象物の全体を把握するためにZの形で動くと言われています。
なので、スライド上部の2つは聴衆が最初に見る場所になるので、そこになるべく興味をひけるものを置いておくのがオススメです。
プレゼンのポイント②リハーサル
プレゼンのリハーサルは行っていますか?
人前でやるのが理想ですが、1人で行うだけでも十分に効果はあります。
リハーサル行う最大の目的は、自分の話す内容の理解を深めることです!
・ここの言い回しは適切なのか
・スライドを切り替えるタイミングはどこか
・何分ほどの時間を要するか
・説明しにくい箇所はなかったか
・起承転結の展開が大丈夫か
プレゼンが下手な人ほどリハーサルをやりません。
やらずとも本番が上手くいくと錯覚し、結果的に失敗するものです。
試しにやってみましょう。効果を実感できますので。
プレゼンのポイント③原稿化
喜劇王チャールズ・チャップリンが初めてラジオに出演した時、数々の舞台や映画を経験してきたのに、完璧な原稿を用意して臨んだと言われています。
これは僕自身もやっていて、時間はかかりますが効果は抜群です。
パワポを印刷するとスライド毎にメモを書くスペースがあると思います。
(僕は1ページ3スライドで印刷しています)
・いる部分・いらない部分の精査
・専門用語が多くないか
・要点・主張は問題ないか
・スライドと文章は連結しているか
ここら辺を意識して原稿化してみましょう!
プレゼンのポイント④質疑応答
プレゼンで全てを伝えきるのはほぼ不可能です。
どこかしらに説明のし忘れや不足があるもの。
なので、プレゼン後に質疑応答が行われるケースが多いと思います。
むしろ、上司からすると質問することがその場にいる理由ですからね。
肝心のプレゼンを上手くやり切った後、質疑応答にて十分な回答を応えられず結局は・・というのもよくある事なので、
あらかじめ予想される質問と答えを準備しておきましょう!
目安は10個です。10個用意できれば80%はカバーできると思います。
もちろん、20個30個と用意するのもいいのですが、時間が必要以上に取られますので、10個に絞って予想力を鍛えるほうが現実的だと思います。
ex)
【質問】なぜ売上がこのペースで上がると思うのか?
【回答】2か月前からやっている施策が現状この推移で成果を出していて、今月から▲▲のキャンペーンも始まり客数が■■%上がると予想しているためです。
緊張がプレゼンを成功させる
結論を先に言うと、緊張が成功のポイントです。
「緊張」と「パフォーマンス」の相関関係を示す実験をご紹介します。
マウスに白・黒の目印を区別するよう訓練し、間違えたときは電気ショックを流して学習を促すというものです。
この時電気ショックの刺激が適度なときに最も学習能力が高く、弱くても強くても学習能力が低下する結果になりました。
罰という緊張が一定量あったほうがパフォーマンスが上昇したんです。
そして、この緊張を適度の範囲内に収める方法が2つ。
①準備力
今回何度も説明した「準備」。
準備万全にすることで、不安が解消され緊張の度合いを減らしてくれます。
「こんだけやったんだから大丈夫だろ」
「これで失敗したらしょうがない」
こんな意識を持つのが大事です。
②緊張への意識
緊張は、起こりうる出来事に意識を向けているから感じます。
つまり、脳がそれに対して戦闘準備を始めるから緊張を感じるのです。
なので、緊張することは当たり前。
緊張は最高のパフォーマンスをするために必須なスパイスなんです。
あの名演説家のアメリカ大統領リンカーンでさえ、演説前は緊張で震えと吐き気が止まらず、それまでに多大な準備を行ったと言われています。
どんな偉大な政治家も、スポーツ選手も、経営者も緊張は感じます。
重要なのは緊張との向き合い方です!
【まとめ】プレゼン成功のポイント
最後にここまでの内容を3つにまとめておきます。
1.プレゼンの成功にパワポの出来は関係ない
2.準備が大事。そして準備の仕方も大事
3.緊張は当たり前で、逆にパフォーマンスを上げてくれるから受け入れる
この3つを理解して、プレゼンに臨んでみましょう!
プレゼンが上手い人間は出世します。
あなたのプレゼンの成功を祈っております、
以上、『【ハーバード流】プレゼン成功のポイントは緊張と準備で90%』でした!