自分では改善してるつもりですが、成果が出ません。
一体、何が悪いんでしょうか…
ちなみに、「ハキハキ喋りましょう!」みたいな面接マニュアルではなく、
科学的根拠のあるデータを元に、心理学的な視点で解説していきます。
先日こんなツイートをしました。
「好感度」はマジで意識した方がいい。
第一印象って一瞬で判断されるし、
その印象を元に、他の部分もあわせて判断される。ex)
英語がペラペラ→仕事できそう
スーツにしわがない→仕事が出来そう居酒屋時代、この好感度作戦を意識して接客してたら
気付いたら全店NO1のスタッフになってました🤗— ハチ | ブログで脱サラ (@eito2778) January 19, 2020
「好感度」はマジで意識した方がいい。
第一印象って一瞬で判断されるし、
その印象を元に、他の部分もあわせて判断される。
ex)
英語がペラペラ→仕事できそう
スーツにしわがない→仕事が出来そう
居酒屋時代、この好感度作戦を意識して接客してたら
気付いたら全店NO1のスタッフになってました
面接対策という意味でツイートした訳ではないですが、面接でも超重要な内容なので、深掘りしていきます。
タップできる【目次】
面接官は人材発掘のプロではない
まず大前提として、面接官に人の能力/才能を正確に見抜く力はありません。
企業の人事部の方を見て下さい。そんなスキルを持っていませんよね。
面接官歴がただ長いだけで、我々と同じ程度の分析力しか持っていないことを、まずは知っておきましょう!
「刑事の勘」はウソ!?
こんなセリフをドラマとかでよく見ますよね。
ただ実は、「刑事の勘なんてない」ってことがある実験で分かりました。
職業別に分析力などを測定したその実験によると、特殊な訓練を積んだ大統領のシークレットサービスなどは高スコアを記録したが、警察の方々は平均的なスコアだったそうです。
これから分かるのは「面接官という役割だからといって、自分の能力を正確に把握してくれると期待してはダメ」ってことです。
面接官は好感度で評価を下す
じゃあ、面接官は一体何を評価基準にしてるの…?
結論から言うと、面接官は「好感度」で評価を下しています。それも無意識に。
しかも合否の90%が好感度によって決まります。
なので、好感度をどれだけ面接官に与えられるかが、合否の大きな分かれ道になります!
第一印象を極めろ!
しかし、当たり前ですが↓のような好感度は面接では意味がありません。
なぜなら、面接とは限られた時間での自己PRだからです。
10分、20分という少ない時間で、いかに好感度を与えられるかが重要。
「深く付き合うことで分かる良さ」は、面接においては残念ながらプラスに働きません。
なので、”第一印象”を徹底的に意識しましょう!
面接官自身も少ない時間で相手を判断しなくてはと思っているので、余計に第一印象を重要視します。
第一印象は3秒で決まる
そして、第一印象はたったの3秒で判断されることも知っておきましょう。
部屋に入って「よろしくお願いいたします!○○です!」と言っている間に、面接官のあなたへの第一印象が既に固まっています。
では、どの部分で判断をしているのか?
これについては、「メラビアンの法則」が参考になります。
メラビアンの法則
画像引用:BIZ HINT
メラビアンの法則とは、言葉そのもの/話の内容/表情などが一致していない時、何を信じるか?というものです。
割合としてはこんな感じです↓
視覚情報→55%
聴覚情報→38%
話の内容→7%
視覚情報と聴覚情報で93%。
つまり、「あなたが優秀かどうか分からない」という状況では、この2つによる印象を面接官は重視するってことです。
おかしな所なんてないはずなのに…
こんな人が知るべきなのは、話の内容(7%)にいくらメスを入れても、それだけでは勝てないってことです。
人間は自分を過大評価する
でも俺って、人から嫌われないし、第一印象はそこそこ良いと思うんだよね!
もしこう思ってたら危険なので、自己評価に関する実験を一つご紹介します。
70%の人が平均より上
あなたの容姿、性格、人間的魅力などは、他の人と比べた場合どうでしょうか?
自己評価を調べる実験で参加者にこの質問をしたところ、70%の人が平均より上のスコアを自分につけました。
平均以上というのは50%しかいないので、統計的に70%というのは有り得ないですよね。
つまり、それだけ多くの人が自分を過大評価してるってことです。
なので、自分を過信せず、好感度を上げて貰える努力をしましょう!
ちなみに、個人的に一番おすすめなのは、筋トレです。
容姿が変わるし、ストレス耐性が上がるし、自信がつきます。
手っ取り早く人生を変えたかったら、一番身近な”自分の体”を変えましょう!
【参考】ハロー効果
また、最後に「ハロー効果」と呼ばれる、自分の印象を操作するための人間心理をご紹介します。
ハロー効果とは
「評価はたった一つの際立った特徴で決まってしまう」
これがハロー効果です。
画像引用:知心コラム
人間は全体像を一瞬で把握するのは不可能です。
ただ、全体像を把握できていないことに、不安で気持ち悪く感じてしまう生き物なんですよね、我々は。
なので、目につく一部分を参考に全体像を予測し、あたかもそれが正解であるかのように判断してしまいます。
ex)英語がペラペラ→優秀なビジネスマンっぽい
軍の隊長達へ実験
このハロー効果について調査した実験を一つご紹介します。
この実験では軍の隊長達に部下の優秀さにスコアをつけてもらいました。
そして、そのスコア順に並べてみたところ、一つの特徴を発見しました。
それが、スコアの上位者は「何かしらのの目立った特徴、ぱっと見で分かる特徴」を持っていたことです。
軍の隊長達は、公正に客観的に評価を下したと全員が言っていましたが、その特徴が実際の評価へ+補正がかかったことは明らかでした。
ということは、面接官の場合はなおさらこの傾向が強まることが容易に想像つきますよね
自分の強みを知ること
そして、このハロー効果は+だけでなく、-にも補正がかかります。
つまり、意図して相手に「+」の部分を認識してもらうのが大事ってことです。
-の部分でハロー効果が働くと、不必要に能力を下に見られますからね…
そのためにもまずは、自分の強みが何なのかを調べておきましょう!
キャリアアドバイザーにアドバイスを貰ってもいいし、「リクナビNEXT」などの自己診断を活用してもOK。
また、この印象操作は生涯活用できるので、面接が上手くいった後も、自分の強みを作るor伸ばすを意識して日々学習するのをおすすめします!
ということで以上、『面接で落ちる人の特徴が判明【面接官はたった3秒で合否を判断する】』でした!
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