どうも、ハチです。
先日こんなツイートをしました。
転職エージェントの評判見てると
「サポートが足りない」
「担当者ひどすぎ」とかあるけど、利用者にも問題ありだよなー😱
自分から積極的に連絡しない人も多いしエージェント利用しなくちゃ
転職できないくせに何故そんな偉そうなのかあっちもビジネスなんだから
売り込みやすい客を選ぶよな。— ハチ | ブログで脱サラ (@eito2778) January 9, 2020
転職エージェントの評判見てると
「サポートが足りない」
「担当者ひどすぎ」とかあるけど、
利用者にも問題ありだよなー😱
自分から積極的に連絡しない人も多いし
エージェント利用しなくちゃ
転職できないくせに何故そんな偉そうなのか
あっちもビジネスなんだから
売り込みやすい客を選ぶよな。
口コミサイトで転職エージェントの評判を見てると、
「全然転職できません」
「担当者のサポートが足りない!」
「求人情報が少なすぎる」
みたいな意見がどの転職エージェントにも必ずありました。
ただ勘違いして欲しくないんですが、これは転職エージェントではなく利用者(求職者)の問題なんですよね。
使い方が下手糞すぎなケースがマジで多いです。
というわけで今回は、勘違いしている人が多すぎるので、「転職エージェントで失敗しない8個の使い方」というテーマで解説していきます。
タップできる【目次】
大前提:転職エージェントはビジネス
そもそも、これを忘れてる人が多すぎます!
何故かみんな「転職エージェントは我々を精一杯サポートしてくれる」って勘違いしてるんですよね。
そんなわけありません。転職エージェントは慈善事業ではなく、ビジネスですから。
商品として価値があるのか?
レストランでのウェイターが、↓2つのどちらをお客様におすすめすると思いますか?
①毎日100品注文される人気料理
②メニューから外すか迷うほど注文が入らない料理
答えは簡単。①の人気料理ですよね。
そして、これは転職でも一緒。
転職エージェントにとって、求職者=商品なんです。
つまり、転職エージェントから見て企業におすすめしたい商品じゃないと、熱心にサポートしてくれないのは当たり前です!
ビジネスなので、売上が見込める商品にフォーカスするのは当然ですよね。
商品としての価値が高い求職者とは?
価値の基準は2つです。
①企業に求められる人材か?
②転職活動に意欲的か?
企業に求められる人材
「セールススキル、マネジメント能力、社交性、語学力、専門スキル、etc…」
これらを高いレベルで所持している人のことです。
こういう人材は、企業に高額で紹介することが出来るので、転職エージェントとしても「他に逃してたまるか!」と積極的にサポートしてくれます。
自社経由で入社してくれないと、マージンを貰えないですからね。
とはいえ、やはり求職者の中の割合でいうと、かなり少数派のタイプです。
転職活動に意欲的
転職エージェントが紹介料を企業から貰う成果地点は、「求職者が実際に入社する」「入社して3か月たっても辞めない」などです。
なので、転職に消極的で「実は転職するか迷ってるんです…」「良い条件があったら転職しようと思います」って人は、商品になるか微妙と思われてしまいます。
また、30代の転職者にありがちなのは「20代で少し成功体験を積んだから転職は余裕だ!」っていう勘違いです。
世の中には、転職したい人が数十万人といるので、多少の成功体験では周囲のライバルに勝つことは出来ません。
なので、「今すぐ転職したい!」というアピールと、それに伴う行動力が、転職エージェントからのサポートを引き出すには大切な要素になります。
失敗しない転職エージェントの8個の使い方
ここからは具体的に、転職エージェントの使い方を深掘りしていきます。
自分の市場価値を知る
まず第一に、自分の商品価値を知っておきましょう。
年収500万の能力があるのに、年収400万のオファーを受けるか悩むなんてバカらしいですよね。
自分の価値を正しく知っていれば、自分に不釣り合いな求人を瞬時に切り捨てることが可能
無駄に悩んで浪費する労力を使えば、もっと良い求人を探せるかもしれません。
具体的には以下2つをやっておきましょう
・自己分析
・市場価値診断
自己分析
セールスをする上で、商品の強みを知っておくことは非常に重要です。
これを知ってれば、商品の魅せ方を工夫できますからね。
そして前述の通り、求職者は転職エージェントに自分を売り込む必要があります。
なので、転職エージェントを利用する前に、自分の強みを把握しておくことで、商品としてどんな魅力があるかを知っておきましょう!
自己分析方法としては、「リクナビNEXT」の自分の強みを5個教えてくれるグッドポイント診断がおすすめです。
求人情報を多数掲載している大手転職サイトでもあるので、登録しておくと何かと役に立ちます
市場価値診断
市場価値、つまり”社外価値”のことです。
大手企業に所属しているほど、会社名による錯覚が生まれがちです。
「三井〇友銀行に勤めてるから、この人は優秀だ!」
例えばこんな感じですね。
ただ、転職をするなら会社名を捨てることになるので、「実際に自分にはどれだけの価値があるのか?」をちゃんと知っておく必要があります。
そして「年収500万」など、目安となる市場価値が分かれば、その数字から逸脱した求人を受ける必要はありません。損ですからね。
市場価値を調べる手段としては、「ミイダス」というサイトがおすすめです。
診断は少し甘めですが、他のサイトより質問数が多いので、まだ正確度が高いです
ちなみに僕がやった時はこんな感じです↓
登録しておくと求人情報も送られてくるので、気になる求人があったらピックアップしておくのもオススメです
複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントによって「求人数」「求職者との向き合い方」「担当者の質」「得意な業界」など、あらゆる面で異なります。
なので、複数の転職エージェントに登録して、自分に合うサイトを探しましょう。
例)
A社→メイン
B社→企業情報だけ貰う
C社→セミナーだけ参加
D社→面接対策だけ
実際に、転職成功者の90%以上が3社以上の転職エージェントに登録していた、という統計もあります。
どの転職エージェントも基本的に無料で登録出来るので、気になったらドンドン登録していきましょう。
ただ、登録しすぎると情報過多で追えなくなるので、多くても10社程度に抑えておくのが無難です。
情報を積極的に取りに行く
サポートが悪すぎる…
というのは、先ほども言いましたが間違いです。
転職エージェントはビジネスなので、やる気がない転職者には情報が回ってきません。
なので、「良い情報があれば教えて下さい」という”待ち”の姿勢ではなく、自分から積極的に担当者へ連絡しましょう!
2週間に1度。これが目安の連絡頻度です。
言われたことを全て鵜呑みにしない
転職エージェントはビジネスなので、転職エージェントのメリットが必ずしも求職者のメリットにならない可能性があります。
どちらを優先するかは会社・担当者次第ですが、全ての情報を信じるのは危険だというのは知っておきましょう
例)この企業がおすすめですよ!
→実態は、おすすめする企業がないからブラック企業をすすめられてた。待遇条件も聞いてた話と全く違う…
こういった危険を回避するために、「転職会議」のような口コミサイトを利用して、自分でも企業情報を調べる習慣をつけておいた方が良いです。
自分の希望条件を明確にする
転職未経験者にありがちですが、転職エージェントは相談する場所ではありません。
利用してなるたけ好条件で転職するための手段です。
なので、必ず「休日、給料、労働環境、福利厚生」などの自分の希望条件は明確にして、それを主張するようにしましょう。
自分の希望条件を明確にしないと、こんな悲劇が起こります↓
希望条件は明確に!
そして、現実的な希望条件を提示するために「リクナビNEXT」「ミイダス」などを活用して、自分の商品価値を正しく調べておきましょう!
また、担当者と話を重ねているうちに、気付くと自分の視野が狭まっていて、少し条件の悪い求人で妥協してしまう人が結構いらっしゃいます。
なので、求人紹介をされたら、できるだけ家族、友人などの第三者から妥当かどうかの意見を貰うのをおすすめします。
面接対策を徹底的に
面接は「練習」が命です。
紙にいくら書き込もうとも、それだけでは失敗します。
また意外なことに、色々な経験をしてきた人ほど、面接が上手くいかないことがあります↓
なので、転職エージェントの面接対策をトコトン利用しましょう!
具体的には、以下5つを意識して利用すると良いです↓
①面接官の役職を変えてもらう
②話す内容を変えてレビューしてもらう
③質問内容を変えてもらう
④自分の主張に一貫性があるかを客観視してもらう
⑤募集背景の詳細から求められている人物像を分析してもらう
合わない担当者は即チェンジ!
どの担当者が自分につくかは正直”運”です。
そして、飲食店で「愛嬌があるスタッフ」と「不愛想なスタッフ」がいるように、必ずしもいい担当者がつくとは限りません。
担当者によってレベルの差があるのはしょうがない話なんですよね。
なので、もし担当者が自分に合わない場合はすぐに変えてもらいましょう。
レベルの低い担当者が来た場合に、無理に我慢する必要はありません。
ーある口コミー
2人目の担当者さんはかなりスピード感があったので、思い切って言ってよかったです!
言いにくいと思うかもですが、重要なのは「自分の転職が上手くいくか?」です。
優先順位を見誤らないようにしましょう!
推薦文を確認
転職エージェントは履歴書/職務経歴書と一緒に、あなたの推薦文を書いて企業へ応募手続きをします。
つまり、↓のように企業へあなたを売り込んでくれるわけです。
ただ、やる気がないキャリアアドバイザーは、経歴をそのまま映して推薦文を提出している場合があります。
そのため、「推薦文を共有して貰えませんか?」と連絡をとりましょう。
「面接対策の一環として、推薦文を把握しておきたい」
「客観的視点での自分の評価を知っておきたい」
こんな感じでお願いすれば、必ず共有してくれます。
もし、これで拒否された場合は、あまり信用せず他を利用した方がいいですね。
【注意】転職エージェントは転職するなら必須
と言うと、「ならあまり利用しなくていいかな…」って人が出てきます。
しかし、利用をストップするのは絶対に辞めましょう。
転職ノウハウは豊富ですし、求人情報をたくさん抱えていますからね。
なにより時間がない会社員にとって、企業との年収交渉などの負担がかかる部分を専門家にお願いできるのはメリットしかないです。
大事なのは、転職エージェントの正しい使い方を理解し、”積極的に利用する”ことです。
相談ではなく、利用です。ドンドン活用していきましょう!
最後に、オススメの転職エージェントを一覧で載せておきます。
どれも有名なので登録しているサイトが多いと思いますが、登録漏れがないかを確認しておいてください
ということで以上、『転職エージェントで失敗しない8個の使い方【求職者は商品だと忘れるな!】』でした。
転職エージェントを有効活用することで、あなたの転職が上手くいくのを応援しています!