てか、そもそもボーナスって絶対に貰えるものなの?
こんな疑問に回答していきます。
本記事の内容
・ボーナスに関する法律について
・正社員や契約社員のボーナス平均額はいくら?
・正社員と契約社員の生涯賃金の差は?
・契約社員の僕は、実際にいくらボーナスをもらっている?
・契約社員から正社員になる方法
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、実際に今、契約社員という雇用形態で働いています。
そのリアルな体験をもとに、契約社員のボーナスや待遇について深掘りしていきます。
やはり、働く上で「お金」ってすごく大事ですよね。
生活がかかってるし、やりがいにも繋がりますし。
なので、少しでも給料が良い会社で働きたいのは、当然の話だと思います。
で、本題の「契約社員のボーナス事情」ですが、先に結論を言うとこんな感じ↓
・ボーナスが貰えるかは会社による
・貰えても正社員よりかなり少ない
詳しくはこの後、解説していきます。
タップできる【目次】
そもそもボーナスが貰えないのは違法では?
残念ながら、ボーナスを貰えなくても違法ではありません。
ボーナスとは、毎月支払われる給与とは別に支払われるもの。
「賞与」「夏季手当」「年末手当」など呼び名は色々ありますが、
- ボーナス支給の有無
- ボーナスの金額
- ボーナスの査定方法
などは、企業が自由に決めてOKです
なので、契約社員にボーナスを支払わなくても、法律に問われることはありません。
「今期は利益が沢山出たし、ボーナスは多めに支給しよう!」
「今期は赤字だから、ボーナスはなしで…」
そして一昔前と違い、最近では契約社員でもボーナスを貰える会社が増えてきました。
リクナビNEXTなどの転職サイトを見ても、「賞与アリ」としている会社は意外とあります。
が、それでもやはり、正社員と比較するとボーナスが大幅に少ないのが現状なんですよね…
正社員以外の年間ボーナス平均額
厚生労働省の統計調査を参考にすると、正社員以外の年間ボーナスは平均で『204,700円』となっています。
年齢別にみるとこんな感じ↓
年齢 | ボーナス平均額 |
---|---|
20~24歳 | 75,400円 |
25~29歳 | 114,400円 |
30~34歳 | 124,400円 |
35~39歳 | 137,600円 |
40~44歳 | 142,300円 |
45~49歳 | 145,500円 |
50~54歳 | 166,700円 |
55~59歳 | 215,900円 |
60~64歳 | 463,000円 |
60~64歳で一気に数字が上がっているのは、定年後に再雇用され、嘱託社員として働いている人もいるのが要因だと思います。
なので、純粋な契約社員のボーナス平均額は20万円を下回るはずです。
27歳なので、契約社員の20代後半と比べると、ちょっと少ない感じですかね。
正社員の年間ボーナス平均額
正社員の年間ボーナスの平均額は『1,036,100円』です。
年齢別にみるとこんな感じです↓
年齢 | ボーナス平均額 |
---|---|
20~24歳 | 413,900円 |
25~29歳 | 726,300円 |
30~34歳 | 898,400円 |
35~39歳 | 1,015,800円 |
40~44歳 | 1,151,200円 |
45~49歳 | 1,315,300円 |
50~54歳 | 1,440,100円 |
55~59歳 | 1,357,300円 |
60~64歳 | 755,800円 |
もちろん、「こんな貰ってねーよ!」と思う正社員の方も多いと思います。
僕自身、居酒屋の店長をしている時は『0円』でしたからね。
ただ、平均値で見るとこういう結果に。
契約社員と正社員で、大きく差がついているのが現実です。
契約社員と正社員の月収の差は12万円
また、平均月収に関するデータもあったので、ご紹介するとこんな感じです↓
平均月収
・正社員→約32万円
・契約社員→約20万円
ボーナスを除いても、年収換算すると『144万円』の差があります
更に、先ほどの表で「ボーナス額の20代前半から50代前半までの伸び」を見て貰うと分かりますが、
- 正社員→100万増加
- 契約社員→9万増加
と、ボーナス額の推移も圧倒的な差。
なので、収入に不満がある契約社員の方は、なんとしてでも正社員になるべき。
そこで続いては、『契約社員が正社員になるための4つの方法』をご紹介させて頂きます。
あれ、でも…
自分で実践すればいいじゃん
恐らく、こんな疑問を持たれると思います。
が、実は僕自身、現在はあえて契約社員という働き方をしています。
副業が忙しくて、少しでも本業の負担を減らしたいという考えです。
実際に、正社員求人のスカウトが来たりもするので、情報の信頼性は十分にあると思います。
是非、ご自身の今後のキャリアプランに役立ててください。
追記(2020/4/29)
2020年4月末現在、コロナウイルスが大流行しており、多くの企業が経済的大ダメージを受けています。
倒産かどうかの瀬戸際の企業も多く、生き残るために様々な手段を講じており、その中の一つとして「人件費」が大幅に削られている現状。
契約社員/派遣社員/アルバイトが解雇されている、という話もかなり出てきています
今回のようなケースは稀ですが、業績が悪化した場合、”正社員以外”が真っ先に解雇の対象になります。
そういった意味でも、なるたけ正社員を目指しましょう
契約社員から正社員になる4つの方法
方法は主に4つあります。
1.契約更新時に交渉する
契約社員は半年~1年ごとに、雇用先との契約を更新します。
その際に会社に交渉してみるのが、一つ目の方法です。
ただ、交渉する場合は、企業が納得するくらいの成果を出していることが前提。
なので、断られる確率が高いことは覚悟しておきましょう。
2.勤務先の会社の社員になる
2つ目の方法が、「そのまま働き続けて成果を認めてもらい、その会社に就職する」です。
ただ、これには注意点があって、会社によって契約社員からの正社員登用率が異なります。
なので、正社員になれない可能性も十分にあります。
また、企業の公式HPや求人募集に
「正社員登用あり」
と書かれていても、100%鵜呑みにするのは危険です。
20人中1人でも、「正社員登用あり」と言えますからね。
なので、「転職会議」などの企業口コミサイトを活用して、自分でも情報収集をしましょう。
調べた結果、正社員登用率が低いなら、会社に見切りをつけて転職をするべきです。
3.転職活動を始める
3つ目の方法は、「今すぐ転職活動を始める」です。
って方も時折いらっしゃいますが、そもそも転職には時間がかかります。
それに、上司が部下の転職を妨げる権利は、法的にありません。
むしろ、違法ですからね。
「未経験での転職」に強い転職エージェントをいくつか貼っておくので、転職をちょっと視野に入れている場合は、いくつか利用してみて下さい。
無料で利用できますが、登録作業がちょっと面倒くさいので、ガッツリ転職活動する気がなければ1~2社で良いと思います。
4.スキルアップして転職
4つ目の方法は、「スキルアップしてからの転職」です
やはり未経験で転職するよりも、ある程度スキルを持っていた方が採用率も年収も上がります。
ex)
・資格をとる
・プログラミングを学ぶ
個人的には、プログラミングを学んでエンジニアを目指すのもオススメです。
これからエンジニアの需要はさらに高まるし、業界の平均年収も高いですからね。
就職して経験を積めば独立も目指せるので、転職支援をしてくれるプログラミングスクールを選ぶと一石二鳥だと思います。
オンラインで説明会とかもやってるので、試しに受けてみてもいいかもです
ちなみに僕の場合は、副業としてブログやYouTubeをやっていて、そちらでマーケティングやライティングなど様々なスキルが身につきました。
そのおかげで、Twitterとか知人経由でスカウトが来る現状です。
が、副業は最初の半年~1年くらいは中々成果が出ないので、挫折する人が80%以上。
なので、個人的にはプログラミングスクールの方が、年収UPの確実性は高いと思ってます。
気になる方は、オンライン説明会など受けてみて下さい。
自宅で隙間時間に参加できますので。
\自宅でオンライン説明会/
行動するかはそれぞれの自由
今回、選択肢をいくつか提示しましたが、読者の中にはこういう人もいるはず↓
それに、仕事があるから時間もないし。。。
で、ぶっちゃけ、僕はこういう意見もアリだと思ってます
本当に人生を変えたい人だけ行動すればOK
実際、行動したら失敗することも多いし、辛いこともありますからね。
行動しないと何も変わらないけど、それが嫌な人はそのままで良いかと思います。
一応、今回紹介したサイトのリンクを、最後にもう一度紹介しておきます。
人生を少しでも生きやすくしたい、豊かにしたい、って方だけ参考にしてください。
正社員登用率を調べる口コミサイト
・転職会議
未経験の転職に強い転職エージェント
資格を取る方法
※意味のない資格もあるので要注意
プログラミングプログラミングスクールのオンライン説明会
あなたが契約社員から抜け出せるよう、応援しています!
ということで以上、『契約社員はボーナスをいくら貰える?【正社員と比べると悲惨な結果に】』でした