どうも、ハチです。
あなたは環境によってモチベーションが変化した経験はありませんか?
「環境」と「成功」の関係性は色んな研究で証明されていて、環境ってメチャクチャ重要なんですよね。
そこで今回は、そんな「環境」について解説していくんですが、「ピアプレッシャー」という言葉をご存知でしょうか?
名前の通りプレッシャー(圧力)なんですが、このピアプレッシャーを自身でコントロールできないと、最悪「鬱」「いじめ」「自殺」などを引き起こします。
そして、このピアプレッシャーは海外と比べて日本はかなり強力です。
あなた自身のためにも、周りの人間の為にも、今回の記事を読んで貰えたらと思います。
<こんな方向け>
■今の環境に鬱憤、不満、窮屈を感じている
■自分の成長に今の環境は適していないと感じている
■成功するためにどうすればいいか悩んでいる
■自分が人を取りまとめる立場にいる
(目安読了時間:4分)
ピアプレッシャーは2種類の「圧力」
ピアプレッシャーは英語でpeer(同僚)とpressure(圧力)を意味して、日本語訳にすると「仲間や同僚からの圧力」って感じです。
そして、このピアプレッシャーには「善玉」「悪玉」と2種類存在して、それぞれ役割が異なります。
・善玉→相互刺激、相互助け合い
・悪玉→相互監視
ピアプレッシャーの具体例
それぞれ分かりやすいように具体例を挙げていきます。
<善玉ピアプレッシャー>
・周りも勉強しているから頑張ろう!
・お互いの協調性を意識することで、生産性がUP!
・仲間と適度な緊張感があり、それぞれのパフォーマンスが向上!
<悪玉ピアプレッシャー>
・上司が残っているから定時を過ぎても帰宅できない・・
・周りが否定意見を出さないから意見を出しにくい・・
・緊張感がないため仕事にメリハリがつかず、生産性が大幅ダウン・・
この具体例を見たら分かりますが、ピアプレッシャーは強過ぎても弱すぎても悪影響になるのが分かっていただけると思います。
また余談ですが、僕は以前居酒屋の店長をしていました。
だから余計気になるのですが、店長不在の飲食店に行くと店員の愛想が悪かったり私語が多かったりすることが多いです。。。
これもピアプレッシャーが弱いから起こることですね。
つまり、「悪玉」です。
ピアプレッシャーをマシュマロで実験
コロラド大学で行われた、4歳児にマシュマロをあげる実験です。
「マシュマロを食べずに我慢出来たら、もう一個追加でマシュマロをあげる」と言われた4歳児の我慢度合いを計測する実験で、実験パターンは2つ。
①上記の台詞のみで計測
②上記の台詞の後に、「他の子は出来たよ」と付け加えて計測(ピアプレッシャー)
この結果、②のピアプレッシャーがある状態の方が我慢の確率が2倍に向上しました
「他の子が出来る」という圧力を、4歳児とはいえ感じ取り影響を受けたという実験です。
環境や才能が大事という残酷な事実
環境はかなり重要です。
成功までの道のりを分析すると、作業量は僅か12%しか影響せず、88%は環境や才能が関係するというデータもあります。
もちろん、作業量がないと成功できないのは当たり前ですが、それだけでは成功まで辿り着きにくいという残酷たる現実があるのも事実です。
他にも、仕事が出来ない人間のデスクを、社内トップクラスの成績の人間の横にしたら、仕事のパフォーマンスが1.5倍に向上したというデータもありますからね。
ピアプレッシャー(=周囲の環境)がどれだけ大事かが分かるデータだと思います。
また、会話のポジティブ量から98%の正確性で離婚率を予測できたりもします。
これもピアプレッシャーが関係している結構面白いデータ分析で、他の記事にてまとめているのでよかったら覗いてみてください。
→【96%的中の離婚診断】夫婦の離婚原因は会話の〇〇に隠れています
悪玉のピアプレッシャーから飛び出せ
今のあなたの環境は善玉でしょうか?悪玉でしょうか?
僕の場合は、プロフィールを見て貰えれば分かりますが、以前はかなり劣悪な環境でした。
具体的に言うと、こんな感じです↓
・月300時間労働
・残業代・休日出勤手当なし
・休日出勤の振り替え休みなし
・休日も平気で連絡が来る
・一日立ち仕事&熱気でHP0
・終業後は気絶するように店で寝るので帰宅できず
・周囲の人間がネガティブ、楽観主義
・上司が辞めさせてくれない
・強制の飲み会が多い
・強制の会社イベントも多い
あげたらキリがないですが、僕は上司と喧嘩する形で退職をしました。
批判もある辞め方かもしれませんが、後悔はしていません。むしろ当時の僕を褒めたいくらいです。
日本という国は少し特殊で、他の国に比べて学校も企業もピアプレッシャーがかなり強いです。
ピアプレッシャーで協調性を作り発展してきた国ですからね。
とはいえ、それも過去のお話。
今はネットが発展し自分の行動次第で比較的容易に環境を変えることが出来ます。
パソコン1台で海外で働いている人もゴロゴロいますからね。(この例は極端ですが)
「今の環境きついな・・・」と思ったら、ピアプレッシャーからの解放を目指して何か行動を起こすべきです。
転職に関する記事も書いていますので、今の環境に不満を持っていたら是非参考にしてください。
転職サイトと転職エージェントの違い【おすすめの使い分け方も解説】
今すぐ辞めるべき職場の10個の特徴【精神病/早死の確率が分かる】
通勤時間の長い人が転職するべき理由【肥満、離婚、精神病で不幸になる】
ということで、以上『ピアプレッシャーが強い日本で無理して生きなくてもいい【鬱、いじめ、自殺】』でした!